どうも。ガジェット生活管理人のレキ(@BlogGadgetLife)です!
【究極の選択?】iPhone SE2を今更買う?iPhone SE3が出るまで待つ?で解説したように、僕はiPhone史上最強のコスパマシンiPhone SE2の購入を多くの方におすすめしています。
【iPhoneSE2フィルムレビュー】初心者にNimaso製iPhone用フィルムをおすすめする3つの理由などで、iPhoneを綺麗に使うためのアクセサリの重要性について解説してきましたが、今回は一番最初に買うべき周辺機器「電源アダプター」について紹介します。
その理由は簡単で、最近のiPhoneにはUSB-C接続の電源ケーブル(Lightningケーブル)が付属してるだけなので、充電するためにはUSB-Cの電源アダプターの購入が必須だからです。とりあえずは100円ショップでも購入できますが、長く使うことを考慮すると、しっかりした製品を使用したいですよね。
元々は、電源アダプターと有線イヤホン(Ear Pods)が同梱されていたのですが、2020年10月発売のiPhone12シリーズから、不要な製品の生産削減によるCo2削減への貢献を目的として、電源アダプター等が別売に変更されています。環境への配慮は素晴らしい取り組みですが、初めてiPhoneを購入する方には、ちょっと不親切ですよね。
※iPhoneにおすすめのイヤホン・ヘッドホンについては、【iPhone SE用ヘッドホンに最適】Beats Solo Pro10ヶ月使用レビューで解説。
Amzonや楽天市場を見ても、電源アダプターの種類が多すぎ。どれを選べばいいの?
確かにAmazonや楽天市場を見ても種類が多すぎて、初心者ではどれを選べばいいかわからないですよね。今回は、電源アダプターとして使えるAnker製モバイルバッテリー「PowerCore III Fusion 5000」の実機レビューをお届けします。
PowerCore III Fusion 5000がおすすめな方 ・荷物をコンパクトにしたい方 ・iPhoneの高速充電が使いたい方 ・1日中外出することが多い方
ちなみにAnkerをご存知ない方のために補足しておくと、モバイルバッテリーやイヤホンなどPCやスマホの周辺機器のメーカーです。高品質・低価格の製品を提供するAnkerは、Amazonのレビューでは常に高い評価を得ています。
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おすすめの理由1:コンパクトな大きさ
電源アダプターとモバイルバッテリーを別々に持ち歩くと、荷物が増えてバッグの中の整理がとても大変です。電源アダプター兼モバイルバッテリーのPowerCore III Fusion 5000は、縦78x横 71.5 x 厚さ30(単位mm)で重さは176g。コンパクトな大きさなので、外出する時にとても重宝します。
PowerCore III Fusion 5000はコスパも高い
PowerCore III Fusion 5000は、Amazonで3,590円(2021年9月25日現在)で販売されています。3,590円は決して安い金額ではありませんが、Ankerの5000mAhのモバイルバッテリーは2,700円程度、20Wの電源アダプターは1,700円程度で販売されています。合計で4,400円であることを考慮すると、3,590円で購入できるPowerCore III Fusion 5000は、コスパに優れていると言えます。
おすすめの理由:2 高速(急速)充電対応
PowerCore III Fusion 5000は、電源アダプター時とモバイルバッテリー時の両方でPD(Power Delivery)という規格に対応した高速充電を行うことができます。PDによる高速充電には、USB-Cポートが対応しています。
現在発売中のiPhoneは、すべて高速充電に対応しています。18W以上の電源アダプターと純正Lightningケーブルまたは高速充電対応ケーブルを使用すると、本体のバッテリー残量50%まではたった30分間で充電することができます。フル充電するには、2時間程度を要しますが、大至急の時には便利な機能ですよね。
PowerCore III Fusion 5000の充電方法
次に充電方法を解説します。PowerCore III Fusion 5000では、USB-AとCの充電ポート各1箇所が使用できます。個別に充電した場合の充電性能はUSB-Aが12W、USB-Cが18Wで、高速充電を行うためにはUSB-Cポートを使用します。ただし、2台同時に充電した場合は、USB-C側の出力が下がって15Wになるので注意が必要です。
PowerCore III Fusion 5000本体の充電方法
PowerCore III Fusion 5000を充電する場合には、そのままコンセントに差し込んでおけばOKです。iPhoneSE2をコンセントから充電している場合であれば、iPhoneSE2の充電が終わると自動的にPowerCore III Fusion 5000の充電が開始されます(バッテリー残量0からの充電時間は 2時間40分)。
【参考】W(ワット)って何だっけ? 電気の仕事量のことです。Wの数が大きいほどたくさんの電気が供給されるので、仕事量が増えるという仕組みです。 18Wよりも大きなW数の電源アダプターを使うと充電時間がより早くなり、小さいものを使うと充電時間が遅くなります。 ※実際には、大きなW数のアダプターを使ってもiPhoneが充電時間の制御を行うため、極端には早くならない可能性があります。
おすすめの理由3:1日中外出しても十分なバッテリー容量
PowerCore III Fusion 5000のバッテリー容量は4850mAhです。一般的に、モバイルバッテリーの実際に充電できるのは約7割と言われているので3300mAh程度になります。iPhone SE 2のバッテリー容量が1821mAhなので 、1.8回の充電が可能です。1日中外出するのに充分なバッテリー容量ですね。
ちなみに、PowerCore III Fusion 5000のバッテリー残量は、本体の丸ボタンを押すことで確認できます。白いLEDランプが4個点灯でフル充電です。
参考 iPhoneSE2のバッテリー容量については、マイナビニュース 歴代iPhoneのバッテリー容量・駆動時間を比較 – SoCや画面も影響を参考にしました。
PowerCore III Fusion 5000の低電流モード
PowerCore III Fusion 5000は、通常の充電のほかに、イヤホンなどの小型電気製品の充電用に「低電流モード」も用意されているので、iPhone以外の機器の充電も可能です。
低電流モードを使用する場合は、本体の丸ボタンを 2秒間長押しします。左のLEDが緑色に点灯したらOKです。本体の丸ボタンをもう一度長押しすると低電力モードが解除されます。
PowerCore III Fusion 5000のデメリット
購入から1年くらい使用して感じたデメリットは、バッテリー容量少し物足りないことです。iPhoneの充電だけで使うのであれば特に問題はないのですが、ほかにもガジェットを携帯する場合にはちょっと不安が残りますよね。
その場合は、PowerCore Fusion10000という新製品を購入するという考え方もあります。
しかし、サイズを比較するとPowerCore III Fusion 5000よりもサイズが大きい上に100g以上重くなってしまいます。
製品名 | サイズ(mm) | 重さ(g) | 価格(円) |
PowerCore III Fusion 5000 | 78 x 71.5 x 30 | 176 | 3,590 |
PowerCore Fusion 10000 | 82 × 82 × 35 | 278 | 4,790 |
このため僕は、普段使いにはPowerCore III Fusion 5000を携帯して、iPad Air4用には、Anker PowerCore Essential 20000(20,000mAh)という大型のモバイルバッテリーを別に持ち歩くようにしています。
裏技として、USB-C搭載のiPad(Air4、mini6、Pro2018以降)やMacBook Air・Pro2018以降を、iPhoneのモバイルバッテリーとして利用することができます。
これは、USB-Cのロールスワップという機能を利用したもので、iPhoneに付属するUSB-C接続のLightningケーブルによって、USB-C搭載のiPadなどと接続することで充電が可能です。
まとめ
今回は電源アダプターとモバイルバッテリーに共用できる普段使いに便利なPowerCore III Fusion 5000を紹介しました。モバイルバッテリーについては、各メーカーからさまざまな特徴を持つ商品が販売されています。しかし、種類が豊富すぎるため、かえって初心者の方が自分にあった商品を見つけることを困難にしています。
よくわからない商品にお金を使うことは勿体ないので、まずはPowerCore III Fusion 5000を購入して、使っていくうちに自分のスタイルにあった製品を追加で購入していくことをおすすめします。
この他、iPhoneSE2を愛用・活用するためのアクセサリーや周辺機種については「iPhoneSE2用おすすめアクセサリー」まとめで紹介しているので、参考にしていただけると嬉しいです。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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それではまたお会いしましょう。